人工無能あすりの (asrn)

Platform:
Windows向け.10では動きました.

概要:
これらのプログラムは人と機械が会話をする目的で作られたジョークソフト,いわゆるbotです.
2006年から2008年にかけて作られた拙作で,その頃の私はまだNLP (Natural Language Processing; 自然言語処理)の技術に疎く,それに加えプログラミングの技術力そのものも低レベルだったため,本来の目的を果たすことのできない使い物にならないプログラムになっています.
この文書自体は2016年8月1日の夜中21時30分ごろに作成されています.
元々生活の困難さなどの諸事情を理由に身辺を整理している途中,ディスクの中に保存されていたものを偶然見つけたので,こだわりは何もないのですがきっと何かの縁なのでしょう,懐かしさと気掛かりな衝動を抑えられなかったのでここに公開しておきます.

学習について:
ほとんどのバージョンではあらかじめいくらかのログを学習させてあるのですが,どこのチャットのログを使ったのか今となっては思い出せませんし,相当口が悪いです.
1.18alphaには本体プログラムとは別途,まとめて学習だけを行うlm.exeが付属しています.
大量のログがあったらまともな性格のbotにできるかも知れませんね.

仕組みについて:
構文解析はほとんど工夫されておらず,過去のログとの部分列を比較して重複を見つけたらそれを単語とみなしているだけで品詞の概念もありません.
関連するワードや文脈を考慮して文を構築するようにはなっているみたいですが,詳しい仕組みは私自身も思い出せません.
ちなみにソースコードの付属しているバージョンとそうでないバージョンがあるのですが,それらの間で処理過程は全く異なるらしいです.

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